ああこの孤独を、僕はどうすればいいのだろう、この薬のような孤独を──詩人の三好達治の『測量船拾遺』に入っている「日記」の一節。
孤独とは、作家にとって一体どういう存在なのだろう。孤独は苦しい。でも、同時に孤独に頼っている面もあるのかもしれない。
また、孤独が癒してくれることもある。「薬のような孤独」とは、その孤独に依存している、と言い換えてもいいかもしれない。孤独が解消されてほしい反面、孤独を必要としてしまっている。
だから、「薬のような孤独」をどうすればいいのだろう、と自問しているのだろうか。